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夕飯は肉の万世秋葉原本店10F・千代田で極上シャトーブリアンA5(200g)を秋葉原コースで戴きます
皆様、ごきげんよう。EXTRA STAGEの時間です。
千代田と言えば肉の万世秋葉原本店の最上階である10Fに鎮座する著名な店ですが、
ここを利用した時によく言われるのが「どうせランチでしょ」というやつ。
夜メニューの方が遥かに値段が高いのでそういう風に言われることがあって、
個人的には何だかなあと思うんだけど文句付けられるのもなんなので行って来ました。
(撮影場所)
ということで万世の入口です。行くのは決めていたものの、やっぱり何となく躊躇してしまう気持ちもあって。
少し1Fのエレベータフロアやスリーエフとかをうろうろしてました。
偉そうなこと言ってたけど、やっぱりあの金額は躊躇してしまいます。
(撮影場所)
覚悟を決めて10Fに来ました。混雑とかどうかと思ったけど、テーブルが一つ空いていたので程なく案内されました。
今回は電気街側ではなく中央線側の席です。それなんで電気街の夜景は無しね。
さてメニュー、なんですが、やっぱりすげえなあコレ。1月のおすすめコースでも5桁行ってるし。
ということでおすすめメニューでも一番下にある極上シャトーブリアンA5(200g)に行きます。
知らなかったんだけど、月のおすすめメニューは選んだ肉+東京コースの組み合わせだったようです。
選ぼうと思っていた秋葉原コースにしてみたら、極上シャトーブリアンA5(200g)と秋葉原コースで29,700円でした。おうふ。
店内は海外から来た家族連れのテーブルとよく分からない組み合わせの男女のテーブル。
どういう層がこのフロアに来るのか気になるんですが、こないだは父親に子供二人という組み合わせも見たし今イチよく判らないんですよね。
ターゲット層とか何かあるんだろうか。
飲み物は白州のロックです。とまあ格好付けて頼んでみたのはいいものの飲み慣れてない自分には強すぎたので、
後でお冷やを貰って自分で水割りにするという体たらく。お酒は考えて注文しましょう。はい。
そうこうしている内にオードブルがきました。ローストビーフにサーモンとクリームチーズ、
ガラスの器はアボガドがどうのって言ってたけど何だかよく判らなかった。でも判らなくてもおいしいものはおいしいから不思議。
続いてサラダが来ましたよっと。このサラダのドレッシングおいしいんだよね。万世の良いところは、
肉は当たり前としてもこういうサイドメニューもちゃんとおいしいところだと思ってます。
そしてやってくるA5シャトーブリアン。これがシャトーブリアンというやつか。今まで食べたことがないので、
どんな感じなんですかね。今回頼んだコースは秋葉原コースというもので、メインディッシュの前に帆立貝と車海老が出てきます。
まずは車海老が登場。丸っと殻付きで鉄板に置くからどうなるんだろうと見てたところ、起金だけで殻を剥いたのには驚きました。
驚いてたので写真取り忘れる始末。で、出来たのがコチラ。車海老の鉄板焼きになります。歯応えがプリプリしておいしいですね、これ。
バターで焼いた香ばしい薫りも食欲をそそります。
続いて出来たのは帆立の鉄板焼き。こちらもバターでソテーしてます。掛けられているソースは鉄板の上でバターを溶かして作ったやつね。
柔らかい帆立に焼けたバターのソースが良く合います。付け合わせのほうれん草は醤油で味が付いててこれまたおいしい。
現在の鉄板はこんな感じになってます。次は焼き野菜なんですが、こんな風にバターを溶かした上に野菜を並べて焼いてます。
それぞれに味付けが違うという手の込みよう。真ん中にあるのはステーキの付け合わせになるニンニクの薄切りです。
出てきた焼き野菜はこんな感じ。緑のやつは山口県オリジナル品種のはなっこりーとのこと。なんだそれは。
食べたらブロッコリーとはまた違って歯切れの良い食感でおいしいです。あとは醤油味を利かせたキノコにねっとりと甘塩っぱい安納芋、
赤カブのソテーなんて初めて食べましたよ。どれもおいしいです。
ついに登場した肉のカタマリ。今回もミディアムレアで頼んでいます。奥の方で焼かれているのは海老の足ね。
これをどうするのかと思ってたんだけど、後でカリカリになったものに味付けをして肉に添えられました。
パリパリでおいしかったです。
お皿の方もスタンバイ中。さっきのニンニクは鉄板の上でぱりっと揚げられてスナックみたいになりました。
鉄板の上で揚げ物が出来るとは思いませんでしたよ。起金を使って丹念に調理していたのが印象深いです(これも写真撮り忘れた)。
そしてフランベの時間。恒例の写真タイムです。
これをするとやっぱり香しい薫りが付くんですかねえ。
そしてついにやってきましたよ、この時が。ランチで食べたときは鮪の柵をそのまま焼いたような面持ちでしたが、
今回はステーキ感がしっかりしてます。そしてやっぱりというか当然のことながらもの凄くおいしい。
シェフにいかがですか?とか聞かれた時に旨くて笑っちゃったくらいですよ。肉の香ばしい薫りとあふれ出る肉汁。
しっかり肉を噛む感触はあるんだけど、口の中であっという間に解けて消えてしまう泡沫の夢。すごいなこれ。
これがシャトーブリアンなのか。
鉄板で最後に作るのが焼きめしです。今回もちゃんとお焦げを作ってくれる細やかさ。ナメコの赤だしに香の物、
どっちもちゃんとおいしいです。さすが万世。どれもこれもおいしかったです。
充分、堪能出来ました。たまに贅沢はするものだなあ。
食後は席を鉄板の前からバーカウンターに移動して、そこで落ち着いてデザートとか戴けるんですって。
今回のデザートはベイクドチーズケーキにとちおとめのアイスクリームです。ケーキはねっとり、アイスはさっぱりしておいしいです。
アイスティーもおいしく戴けました。
そして訪れる現実。ほんと一人の会計で3万円を超えるのって初めての経験です。
まあでもさすがにディナータイムと言うこともあって落ち着いた雰囲気で充分堪能させて戴きました。
次はいつになるか見当も付きませんがまた来たいです。ごちそうさまでした。
そして千代田の豆知識。千代田のトイレには糸ようじとマウスウォッシャーが置いてあったりします。
この気遣い、さすが万世。肉の万世って良い店だね、ほんと。
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